さて、バベルの感想です。感想と言うか適当に色々書くだけです。

昨日書くつもりが、一日遅れましたすいません。

因みに、超絶ネタバレするんで読みたくない人は無視無視!







さて、まずは「バベル」という言葉について。

バベルの塔、と言う言葉、何処かで聞いたことある人はいるはずだし、その内容も知ってる人はいるでしょう。

でも、一応。
知らない人がいるかもなので、バベルの塔って何ぞや?って話から。






バベルの塔ってのは、旧約聖書に登場するとても大きな塔のコトです。
バビロンという、古代メソポタミアの都市にあったとされます。

んで、塔についてですが、建築目的は天に至るほど巨大な塔を作り、名を上げて神様に認めてもらおうというものらしいです。

もともと人間と言うのは一つの言語を使っていたとされ、言語が統一されていたからこそ皆で協力して、塔の建築は可能であったのです。

その、人間が協力して頑張って死ぬ思いで塔を作っているのを見た神様、




「はぁ? お前ら人間の分際で生意気に何やってんの?
ちょっと言語バラバラにして意思疎通できなくさせてやるわー」





と、なんか怒ってしまったらしく人間の言語をバラバラにしてしまいました。

んで、言語をバラバラにされた人間は、当然のコトながら混乱し、塔の建設は中止。
世界中に散っていったとされています。

神様マジで酷いよ。

まあ、天に近づいた罰だ、というコトで納得する外ないようです。

んーと、結局この話は世界に様々な言語が存在する理由を語るお話であると考えられているようです。


…っと、簡単に説明するとこんな感じです。分かりにくかったら適当に調べてください(ぉ





さて、映画自体の感想ですが、バベルの塔は関係ありません

いや、関係無いと言うのはその「バベルの塔の話」であって、
言語が異なる故の障害・問題という点に於いては合ってます。…と思います(ぉ

んで、肝心の内容ですが、物語は4つに分かれてます。
同時進行の異時系列で話は進みます。

一つ目は、モロッコの羊飼いの一家にとあるライフルが渡る話。

二つ目は、モロッコ旅行中のブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの夫婦の話。因みに離婚の危機。

三つ目は、アメリカのサンディエゴ。上のブラッド・ピットとケイト・ブランシェット夫妻の子供とそのベビーシッターが、そのベビーシッターの息子の結婚式に行くためメキシコに渡る話。

四つ目は、東京。役所公司(父役。妻は死去。)と、その娘である女子高生の菊池凛子(聾唖者)の話。



さて、この四つの話。
一見何も繋がってないように見えますが、実は一つのパーツで繋がっていたりします。

それは、役所公司がハンティング用に持っていたライフル

これがまあ、紆余曲折な理由でモンゴルの羊飼いの家に渡ってしまい。
このライフルで遊んでいたその家の少年が、旅行中のケイト・ブランシェットを誤って撃ってしまいます。

まあ、山の上から遙か遠くに見えたバスに向かって発砲して当ててしまったその少年の技量について語るモノが少しありそうですが(知るか




…つーかメンドくせ。まず何よりも書きたいコト書きます。
そうでもしないと映画の内容についてずっと書いてそうだ。

んーと、公開前から話題になっていた菊池凛子の役。
確かに、バベルの登場人物の中で最も深く(心理面について)描かれていたように見えますし。
聾唖者…つまり、聴覚障害者故の心の闇、とでも言いますか。
菊池凛子が高校生に見えなかったコトについては触れてはいけません。


あと、この菊池凛子パートで、とあるクラブ?か何かのシーン。
光と闇と無音と騒音が凄まじい速度で切り替わるシーンがあるんです。

アレで気分を悪くする人がいるようです。気をつけましょう(何



んで、結局のところこの映画ってコミュニケーションについての映画…なんですよ、きっと(曖昧かよ


思いは伝わるのに国籍・民族が違う。
国籍・民族が同じなのに、思いが伝わらない。

これらが、四つのパートで描かれます。

日本人という同じ括りなのに、聾唖者の女子高生とその周りとの気持ちの隔たり。

アメリカ・メキシコに渡るベビーシッターと二人の子供、
「生まれた時からずっと一緒なのに、家族では無い」という設定。

モロッコで夫が妻をライフルで撃たれて、それを助ける為に言語の違う現地の民族との意思疎通。



国が違っても民族が違っても、思いは伝わるのに。
国も民族も同じでも伝わらない思いがある。



…とまあ、そんな映画でした。


ネットとかで「面白くなかった」とかいう意見をよく見かけるんですが、個人的には「そうかぁ?」って感じです。



こういう心理描写重視の映画ってのが好きだからってからかもしれません。
んーと、こう書くとアレですが、スパイダーマンとかパイレーツオブカリビアン観るより面白かったと思ってます。


…いや、ただ単純にアクション映画ってのがつまらなく感じてきただけなんですが。



以上、かなぁ。


あ、バベルでの東京の描写にいくつか疑問符が付くのがありましたが、
まああれが外国人から見た日本なのかな。



やっぱ、伝わってないモノってのはあるんですよ。



それこそが「バベル」ではないか?、なんて締め括ってみたり。







…うお、2000字越えた(汗








[コメント返信]

コメントどうもです!

>城崎 レイさん

そうです、そういう細かい部分は気にしないって聞きました。

受験って、細かいところを指摘し過ぎと言うか…。

社会に出て役に立たない、では学んだ意味がありませんので、大学で面倒ですが更に英語力を身に付けて、
役に立つようにしたいですw

This is a pen

ホント、何故「ペン」なのでしょうか…。

もっと、見た目で何なのか分かり難いモノを挙げてくれれば……って、そうするともうそれは中学一年向けではないですねww








>ネネさん

お、おかーさん!?

それは…ありがとうございます?(何故疑問形

青春を謳歌ですかぁ…。
自分にそのつもりはないんですけど、傍から見たらそうなんですか。

なら、まだ若いうちに楽しめるコトを楽しみますよ!

バベル感想、どうだったでしょうか?(汗
変なコト書いてなけりゃいいけど(手遅れ

英語、自分もそんな感じで覚えてましたよww
そのままの読みで覚えてしまうんですよね〜www








>トモさん

なるほど、実用しないからこそ「教養」でしかないんですね。
確かにそんな気がします。

けど、せっかく学ぶのですから実用できるような社会になって欲しいものです。
勿体無いですしね!

海外旅行で役に立ったのなら、良いじゃないですかww
自分もそんな機会があれば活用したいな〜www









>佑希さん

まずお礼をば。
昨日(と言うか今日)はどうもでした!
凄く楽しかったです。またいつでも呼んでくださいね。
朝起きれて良かったですwwww

英語は能力判断という面から、やはり「教養」としての色が濃いようです。
確かに、パッと見でその人物のコトが分かりにくい世の中になってきてますよね。
そういうのを測る為の英語、ですかぁ。

納得は出来ても「はいそうですか」と簡単に頷きたくないですね。
学ぶ以上は使いたいってのが本音ですw

堅い話とか別に謝る必要ないですって!
わざわざどうもでした!!









>ペザンテ君

そうそうそうそう!(うざ

英語が教養としての面があるとしても、国語より軽んじられる必要はないと思うんだ。

つーか、「若者のコミュニケーション能力の低下が云々」とか抜かすくせに、国語を英語より軽視してるの大人じゃん!って話。

英語読めても書けても、漢字を読めて書けなきゃ意味ないよねー。

俺も、最終的に現代文が一番好きだったから、これは納得できないんだよ。









>ファンタさん

某もえドリル?

…あぁ、なんか見たコトあるような(ぇぇぇ

ジェスチャーっても大事ですよね〜。
相手側に頼るってのも悪いんですが、やっぱある程度は相手が脳内変換してくれる…のを期待しますよね(ぉ

…けどまあ、実用的な絵の入った単語帳は良いと思います、はい。









>ナイアーラトテップさん

あ、そうか。論文とかでは役立ちますよね、受験英語も。
盲点でした。ご指摘ありがとうございます!

それに、大学の英語の授業で使いますもんね。

…役に立ってるじゃん(今更っ

単語・文法あっての会話成立ってのは確かにそうですね。
単語を覚えてないと会話なんかできませんからね(汗

実戦経験で身に付けた……それは、羨ましいです。
仕事場の公用語が英語ってのも凄いですね!

大学生だから、自主的に…はい、その通りです。
もう、ただ教えられるだけじゃなく、自分から学んでいく立場なんですよね。

将来役に立てたいので、これからも続けて行きたいですよ、英語はww

コメント

ファンタ
ファンタ
2007年6月7日17:57

バベルと聞いてMTGのデッキタイプを思いついたのは俺だけではないはずだwww

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